新入社員の山本です!前回まで新人デザイナーの自己紹介をしてきましたが、映像チームにも新入社員がいるので、今回は、会社のこと・趣味について突撃インタビューをしちゃいました!とってもあつ~く語ってくれたので、2回に分けて書いていきたいと思います!
それでは、自己紹介をお願いします!
6月に入社した吉田学人です。東京で映像を学んでいました。出身は神奈川で、海沿いの自然あふれる場所に住んでいました。よろしくお願いします!
会社について
さっそく、会社のことについて質問していきます!
穂の国デザインを知ったきっかけは?
きっかけは、求人サイトを拝見したことです。元々、映像の仕事がしたいと考えていたので、求人が出ているのを見て興味を持ちました。
入社のきっかけは?
面接を受けた時、会社の今後の方針や事業について聞いて、それが自分のやりたいことや目標とマッチしていたので、入社を決めました。
会社の雰囲気と環境は?
会社の雰囲気は、みなさん優しくてどの方に話しかけても楽しいと思うのが印象です。環境については最高です。カメラ・照明・音声・ナレーション等、どの現場でも対応できるような機材がたくさんあります。とても良い環境で仕事ができています。
新しい機材がたくさんあるってこと?
最新機材が豊富なので、自分のイメージが形にしやすい。
1日の過ごし方は?
休日は、朝起きてから夜寝るまでずっと映像のことを考えています。
仕事の日は?
仕事が終わってからは、19時くらいから23時くらいまで家でずっと映像を観ています。最近は、1日1本映画を見るように心がけています。
趣味のこと
● 趣味について教えてください!
趣味は、今まで知らなかった映像を発見することです。いろんなサイトとかSNSを使って探しています。
映像ならなんでも?
うん、映像ならなんでも。
どういった映像が好みなの?
ショートフィルムがずっと好き。ショートフィルムっていうのは、短い物語性のある映像のこと。イメージは、短編映画みたいなものかな。入社する前までは、恋愛ものがずっと好きだったんだけど、仕事をするようになってからは、ジャンル関係なく、物語性のあるもの全般が好きになったって感じですね。
それを好きになったきっかけはあった?
防災アプリ「TEPCO速報」の『TEPCOの家族になる篇』っていうウェブCMがあって、それがきっかけかな。めちゃくちゃ衝撃を受けたね。
● 最近観た物語性のある映像で、心にささったのってある?
最近だと、Hulu(フールー)で配信されてる『息をひそめて』。
それが超好きでしたね。もうハンパじゃない。まじで。コロナと多摩川がテーマの、全8話のオムニバスドラマ。なんで多摩川?って思うかもだけど、ドラマの舞台が多摩川なんだよね。みんな多摩川に住んでて、毎回物語が違うの。
1話ごとに主人公が変わってくんだね。
そう!そんで、最後まで感動。コロナ禍でいろんな職業・学生が、こんな心境を抱いて生活してるっていうのが、ドキュメンタリーっぽくなってる。いろんな人の気持ちとかがわかりやすくて、素晴らしい映像だと思う。音楽も景色も映像も全部よかった。演出も。内容も面白かった。完璧って感じ。テーマがあるのがいいし、多摩川沿いに住みたいと思ったもん(笑)
● 映画だったらどのジャンルが好きなの?
ジャンルとしては、ずっと恋愛が好き。
なんで恋愛映画?
なんで好きなのかって、共感がでかいじゃん。今、家族の話を今共感しようとしてもわからないし。
そっか、一人暮らししてるもんね。
そう。自分には子供がいないから、親の目線がわからない。でも、恋愛は、誰でも一度は経験するから共感できるじゃん。俺は、どんな映画も「主人公が成長する」っていう共通点があると思ってる。それが一番わかりやすく描かれているのは、恋愛映画かなって。俺にとって、恋愛映画は演出の勉強でもありつつ、私生活でも影響を与えられるくらい大きいもの。
私生活で影響を与えられるくらい大きいものって言ってくれたけど、一番影響を与えられた恋愛映画ってなに?
『君の膵臓をたべたい』かな、やっぱ。
ラストまで観てみて、監督がどう描きたかったのか正解はわからないけど!(笑)自分が観て感じたのは、「フレーズで表す」でも「行動で表す」でもなく、好きっていう感情を匂わせつつ、2人の空間をうまく描いてるってこと。この映画のラストには、日常的に起こらないことが起こる。だから、日常の大切さが伝わる映画だと思った。この映画を高校生の時に観て、1日ってあんまり無駄にできないって感じて、それから意識が変わった。1日1日を大事にしようと思ったのが、この映画を観てからかな。
● ズバリ!自分的恋愛映画監督TOP3は?
TOP3だと……
3位が『中川龍太郎』監督かな。
さっき話した『息をひそめて』の監督。
どんな監督?
哲学チックな考え方を持っていて、何人もいる監督の中でも、結構変わってる人だなって思う。世の中の状況を描くことにおいて、監督の中で1番上手い。商業映画じゃなくて、自主制作映画をやってるのがすごいと思う。
中川監督の作品で一番好きなのは?
さっき話した『息をひそめて』が1番出来がいい。中川監督は、合計で3本くらいしかやってないんだよね。『静かな雨』っていう映画も面白かった。世界観が独特なんだよね。あと映像とは関係ないけど、主演が元アイドルなのに、演技がすごく上手いと感じた。
元乃木坂46の衛藤美彩さんか!かわいい~!!!じゃあ、第2位は?
え~、2位かあ…『土井裕泰』監督かな。『ビリギャル』で知ったんだけど、最近だと『花束みたいな恋をした』の監督として知られてるかな。
TBSで仕事をしながら、映画監督も同時にやってる珍しい環境で映画を作ってる人だね。『花束みたいな恋をした』、これ大絶賛だったじゃん。あれを観て、日常を切り取る映像が得意な人なんだと思った。映像の色味が独特で、オレンジ味が強い。3位であげた中川監督はどっちかっていうと、薄い青で美しく魅せるけど、土井監督の『花束みたいな恋をした』は、親しみやすい温かさがあった。
観てるとこ独特だね。
そう?映像を観ていても、そんな撮り方があるんだって学べるね。一番いいなと思ったのが、ベッドシーン。一歩間違えたら危険なシーンだけど、穏やかに描いてるんだよ。見える部分と見えない部分があって、独特な撮り方をしている。いろいろな番組をやってきた人だから、こんな撮り方ができるんだと思う。そういった点も含めて、土井監督は本当にすごい。
土井監督のおすすめの作品はある?
『花束みたいな恋をした』じゃない?やっぱり。どの世代が見ても刺激を受けると思う。一度は見たことがある情景が、映画のどこかで出てくる。共感度100%の映画。どんな人が観ても面白いと思うけど、賛否両論あるね。俺は、それが土井さんのいい表現の仕方だなと思った。
次!第1位は?
1位?う~ん、『三木孝浩』監督かな…。恋愛映画のプロフェッショナル。今、いろんな人が恋愛映画を作るじゃん。その中で一番女性を綺麗というか、上手く描くなって思う。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』で知ったんだけど、素晴らしかった。
どこがよかったの?
俺は、出会って、恋愛をして、結婚するっていう普通の恋愛映画よりも、変わった恋愛映画が好きなの。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』はちょっと変わっている映画だった。
他の人が作ったらSFチックになっちゃうんだけど、それを抑えながら恋愛映画にスッと落とし込んだのは、三木監督でなきゃできないと思う。SFチックになってたら、「なんか見足りないなかったよね」って感じだけど、色々工夫があって「良かった~」と思える映画だった。
三木監督で好きな作品はある?
『フォルトゥナの瞳』と『思い、思われ、ふり、ふられ』
どんなところがいいなって思ったの?
『フォルトゥナの瞳』は自分が主人公になったみたいに、感情移入ができて面白かった。人間って自分の物事の選択を1日に9000回してるんだって。「9000回している中で主人公が、最後に選択したのは?」っていう映画。
『思い、思われ、ふり、ふられ』はめちゃくちゃ切ない。アレンジが面白かった。登場人物それぞれにいろんな事情とか葛藤があって、そのせいで言いたいことが言えない感じの設定。個人的に刺さったのが、相手に伝えていいことと、伝えてよくないことがそれぞれあるっていうこと。そこの区別が、すごいわかりやすく伝えられてる映画。めっちゃ見やすかった。
後編に続く
皆さんは「観たことある!」「気になる〜!」と思う映画はありましたか?
まだまだ熱く語ってくれているので、この続きはPart.3【後編】にて書いていきたいと思います。それでは〜!
2021年新入社員を(自分たちで)徹底解剖してみた。Part.3【後編】
吉田学人 / 令和3年入社のビデオグラファー |
<この記事を書いた人> |